ベアトリスメインの作品です。
プリンセスの見た夢。それは最悪にも等しいものでした。そんなプリンセスを目覚めさせたのは彼女に救われたベアトリス。
姫様の気が少しでも晴れればと奮起して、遠くにお茶菓子を買いに行くその道中でなぜだか見覚えのある赤の他人とすれ違います。そのことを聞いた姫様は、どうしてだか悲しそうな顔をしてしまいます。
時折、誰かを求めるような瞳をする姫様。それが自分に向けられたものではないことをベアトリスは痛いほどに理解しています。それでも、ベアトリスは姫様のためにできることをします。自分にできる、とびきりの笑顔を添えて。
徹頭徹尾、ベアトリスのプリンセスへの献身が伝わる作品となっています。
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