プリアンものです(未成年の購入・閲覧はできません)。
あとがきによれば主に海外でスラッシュフィクション等の設定で用いられている流行りのオメガバースを自己解釈で描きたかったんです!!!!!とのことで、もしオメガバースわからなくてもヒートという発情期があること、そして暗いコマは過去のシーンであることがわかれば問題ありません。
ひとつのベッドにいるのはアンジェとシャーロットのふたり。想いに正比例するかのようにベッドが悲鳴をあげたとしてもふたりには届きません。お互いに見聞きできるのは最愛のヒトだけです。ふたりは言葉を交わし、肢体を交えることで想いを伝えあいます。胸の高鳴りはもはや抑えようもなく、発情の証を見ただけでも、指に絡まる発情の証を口に含むだけでもただひたすらに昇華していきます。
「こんな時でも素直になれないんだから」濡れた叢の温もり、ほどいた髪の艶やかさ。「沢山沢山愛させてね」ふたりの夜はまだまだ続くのです。おそらくは片一方が疲れか、もしくは幸福のあまりに降伏するまで。
ところ変われば品変わるといいますように、ふたりも位置によって立場が変化するのでしょう。でも、変わらないことがひとつあります。そしてそれはわざわざ明言しなくても誰にでもわかることなのです。