プリンセスとアンジェがメインの小説です(未成年の購入・閲覧はできません)。表紙はねこきち様(@necobejp)。
プリンセスとアンジェのふたりがそのままのふたりでいられる時間は限られています。だからこそ否応なしに愛のささやきが、唇の触れ合いがふたりを高めてしまうのです。
プリンセスにとって笑顔は自分を守るための盾ですが、傷つかないわけではありません。彼女が笑顔を浮かべるたび、人知れずに痛みを蓄えてしまうのです。その痛みを分かち合うことができるのはただひとり。そんな彼女を味蕾でさえも味わいつくしたいと考えてしまうのは、しかたがないのかもしれません。
アンジェの最奥に触れることでようやく、プリンセスは心からの愛の言葉を囁くことができ、最後にふたりはとうとうひとつになるのです。