表紙はアンジェ。内容は委ドロ。
軽妙なストーリーが展開されつつもその実、委員長に照れるドロシーに照れる委員長の姿を堪能するための作品と言えるのではないでしょうか。あとがきからもそれが読み取れます。
言うまでもなく委員長の登場した回数は多くありません。というか1話しか登場していません。にもかかわらず委員長に惹かれるのはきっとドロシー達の生業があまりにも悲しくて、儚いものだからなのかもしれません。そしてそれと同じように我々の心を掴んで離さない。『Short Stories of Princess Principal』はそんな作品です。